「首疲労」ってなに?首こりや首の筋肉異常による体調不良が増加中。早めのケアをおすすめします。
2019/05/30
こんにちは。マネージャ中橋です。最近ニュースで見かけた「首疲労」というワードにとても興味を惹かれ記事を読んでみたところ、脳神経外科医の松井孝嘉先生が書かれたもので、「まさにその通り!」といった内容でした。首疲労によって自律神経が失調をきたし、パニック障害や慢性疲労症候群、うつ病を引き起こすといった内容です。うつ病は「原因不明の精神疾患によるもの」と「首の筋肉異常が原因であるもの」と、大きくふたつに分かれるそうで、昨今、社会問題化するほどに増えてきているのは、「首に原因がある頸性うつ」のほうらしいのです。
ジュリーボーテは小顔矯正サロンですが、お顔以外にもデコルテ・首のマッサージをしっかりしてから矯正に入ります。毎回お客様の首を触りますが、体調不良・疲労が抜けない・不眠症などの症状がある方の首は異常に凝り固まっています。特に不眠症の方は100%首の筋肉がガチガチで、横を向けない方も多いです。むしろ不眠症は結果で、ひどい首こりによって身体の力が抜けず、眠りにつくことができない状態なのです。痛みがないと自覚症状もない方が多く、ずっと続く体調不良に悩まされて辛い日々を過ごされていたりします。
実際、不眠症で家ではあまり眠れないお客様も、首の筋肉を緩めてお顔のマッサージに入るとスッと眠ったりされるので、首こりの解消がいかに大切かがおわかりいただけると思います。首は他の身体の部位と違って、筋肉の異常な緊張がダイレクトに精神に関係する箇所だと感じます。
首こりが引き起こした体調不良
私自身も10年ほど前に首コリによって体調不良に陥ったことがあります。その時は全く首こりという自覚はなく、めまいや冷や汗、喉の圧迫感、施術しながら気絶(?)というか視界がブラックアウトすることがよくありました。常に疲労感が抜けず、毎日重い身体を引きずって仕事に行っていた時期がありました。(ちなみに、ジュリーボーテでの話ではないですよ笑。念の為。今は非常に良い環境で毎日お仕事させてもらっています。)なんとかこの症状を改善したいと思い、健康に良さそうなものを色々試しました。酸素カプセル、漢方、気功(!)など・・・。
しかしある日、突然気づいたのです。「首が動かない。」と。顎を数センチ上に向けるだけで首が痛くて動かず、横に向けるのもきつい。なぜだろうと思っていたのですが、転職と同時に上京し、慣れない環境で何もかも初めての仕事で緊張感から常に身体がこわばり、特に首が力が入りっぱなしだったのだと思います。(あと、上司の方がとても厳しくて怖かったことも一因です 笑)
それに気づいてからは、忙しくて切羽詰まっている時でも意識的に身体の力を抜くことを心がけるようにしました。そうしているうちに、(一番の理由はその職場から離れたことですが)だんだん症状が改善してゆきました。
首こりがお顔に与える影響
お客様でも、ストレスが多い方、常に緊張感にさらされて力が抜けない方、周りの方に常に気を使い逆にご自分が疲れてしまう方など、首が異常に緊張していてデスクワークの方とはまた種類が違うこり方をしています。
首こりがひどい方ほど、お顔の矯正をしても変わりにくい傾向にあります。また、こわばりに引っ張られてお顔が伸びることも。お顔と首は繋がっているので当たり前ですが、首をしっかりほぐしていくことによりお顔も変わります。
ジュリーボーテの小顔矯正メニューには全て首のマッサージが入っていますが、この箇所は痛めやすい場所なので、力任せにほぐしても揉み返しがきたり逆に痛めてしまうこともあります。適切な圧で、筋肉の流れに沿ってしっかりほぐしていくと首が細くなり、首から肩の盛り上がりも取れるのでラインが美しくなります。中には小顔にすることにはそんなに興味がないけど、首肩マッサージが良い!と仰って通ってくださる方も少なくありません。笑
小顔になって、首肩こりが改善したら一石二鳥ですよね。 最初は痛くてもだんだん病みつきになるので、一度お試しいただければと思います!